<内容>
久し振りに女友だちと再会したシャオカン。映画の撮影スタッフである彼女に頼まれ、汚れた川に浮かぶ死体役を引き受ける。その翌日から彼は首が曲がる奇病にかかってしまう。愛人と密会を続ける母、ゲイ・サウナに通う父というバラバラな家族が、彼の突然の奇病を機に家族の絆を取り戻すかに見えたが…。

<見どころ>
ツァイ・ミンリャン監督の分身のような存在で作品に一貫して出ているリー・カンション扮する“シャオカン”を主人公に、監督のテーマともいえる都会に生きる孤独な人々の姿を淡々と追う。衝撃的な事件すら突き放した冷静さでカメラに収めていきながら、希望をにじませる傑作。首がまがってしまう奇病という設定は、テレビドラマ撮影中に川で溺れた役を演じた男が川の汚水で体調を崩してしまったことと、長編映画デビュー作「青春神話」撮影後リー・カンションの首が曲がってしまったという、実際の体験から発想を得たという。

<受賞歴>
1997年ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞)

□原題/英語題
河流/

□製作年
1997

□製作国
台湾

□上映時間
115

□監督
ツァイ・ミンリャン

□出演
リー・カンション,ヤン・クンメイ,ミャオ・ティエン,ルー・シアオリン
□音声
モノラル

□フォーマット

□カラー
カラー

□言語