<内容>
1920年代末のベルリン。フランツ・ビーバーコップは、恋人イーダ殺害の罪で服役していた。出所した彼は、大都会ベルリンで行き場を失うが、ユダヤ人に世話になり、外の世界をようやく受け入れる。かつての自分の部屋に腰を落ち着かせたフランツは、イーダの妹を犯したことがきっかけで活力を回復。やがて、酒場で知り合ったリナと恋仲になる…。
<見どころ>
世界恐慌下の1929年にアルフレート・デーブリンが発表した傑作長編小説を、「マリア・ブラウンの結婚」、「リリー・マルレーン」で知られる、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督が映像化。彼に影響を与え続けた作品の念願の映画化であり、彼の集大成と言われたにもかかわらず、15時間全14話という長さ、テーマの重さなどから日本では長らく未公開だった幻のテレビ映画である。二つの大戦の狭間である1920年代の不穏な空気を、ファスビンダー独特の毒気ある映像世界の中に見事に描き出す。常にス
<受賞歴>