<内容>
フランツは娼婦であるミーツェをありのままに受け入れることにした。突然思い立ちラインホルトを訪ねるフランツ。ラインホルトがフランツを殺そうとしたにも関わらず、二人の間にはいまだに不思議な親愛の情が存在した。ある日、フランツはヴィリーに誘われて政治集会に参加。組織を否定するために組織を作る共産主義者の矛盾を突き、フランツはあらゆる秩序や権力を否定するのだった…。
<見どころ>
世界恐慌下の1929年にアルフレート・デーブリンが発表した傑作長編小説を、「マリア・ブラウンの結婚」、「リリー・マルレーン」で知られる、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督が映像化。彼に影響を与え続けた作品の念願の映画化であり、彼の集大成と言われたにもかかわらず、15時間全14話という長さ、テーマの重さなどから日本では長らく未公開だった幻のテレビ映画である。二つの大戦の狭間である1920年代の不穏な空気を、ファスビンダー独特の毒気ある映像世界の中に見事に描き出す。常にス
<受賞歴>