落穂拾い

<内容>
映画監督であるアニエス・ヴァルダは、ある日パリの市場で道路に落ちているものを拾う人々を見た。その後いろいろな市場で人々の拾い集める動作を観察しているうちに、ミレーの名画『落穂拾い』やブルトンの『落穂拾いの召集』を連想する。16世紀のフランスでは、貧しい農民が収穫後の畑で“刈り残し”を拾うことが認められていた。はたして田舎では、まだ落穂拾いをしているのだろうか…そんな疑問に駆られたヴァルダは、ハンディカメラ片手に“現代の落穂拾い”を探す旅に出る。

<見どころ>
女流監督アニエス・ヴァルダが、温かな眼差しで現代フランスの様々な表情を描いていくドキュメンタリー。消費できない程のものを持つ人々、その残り物を拾って生きる人々の知恵。社会の不平等を出発点にしながらも、ボクシンググローブを首にさげた犬、走り去るトラックなど、ヴァルダ監督は思い向くままにカメラを向け、自らの過ぎ行く人生に想いを馳せる。本国フランスでは1年以上のロングラン・ヒットとなり、数々の映画賞を受賞した。

<受賞歴>
2000年 ヨーロッパ映画賞最優秀ドキュメンタリー賞/2001年 セザール賞特別名誉賞

□原題/英語題
Les glaneurs et la glaneuse/

□製作年
2000

□製作国
フランス

□上映時間
82

□監督
アニエス・ヴァルダ

□出演
□音声
ステレオ/フランス語

□フォーマット

□カラー
カラー

□言語