<内容>
美しい女盗賊エリザベス(メリナ・メルクーリ)は、イスタンブールのトプカピ宮殿博物館に陳列されているサルタンの宝剣に狙いを定めた。愛人のベテラン泥棒ウォルター(マクシミリアン・シェル)を仲間に引き入れ、観光客を装いギリシャに侵入。武器輸送に利用するため、イギリス人ガイド、シンプソン(ピーター・ユスティノフ)を雇う。シンプソンは国境の検問で捕まるが、テロリストと間違えたトルコ政府は彼をスパイとして利用することに。目的地に到着した彼は、エリザベスらの運転手として雇われる。やがて泥棒仲間たちが集結。しかし、仲間の一人が怪我で脱落したため、シンプソンが仲間に加わることに。初めて泥棒計画を知ったシンプソンは、自分が警察のスパイであることを明かす…。
<見どころ>
赤狩りのためヨーロッパで活動していた「男の争い」のジュールス・ダッシン監督による軽妙洒脱な犯罪映画。ギリシャ出身の美人女優メリナ・メルクーリを主演に迎え、彼女の魅力を存分に引き出している。二人は後に結婚し、おしどり夫婦として有名になった。ピーター・ユスティノフ、マクシミリアン・シェルなど名優による演技合戦も魅力的。「ミッション:インポッシブル」「オーシャンズ12」などにも影響を与えた、“泥棒映画”の代名詞とも言える傑作。
<受賞歴>