<内容>
秘書の仕事に日々追われるジェーン(キャサリン・ヘップバーン)は、38歳の今もなお独身だった。そんな彼女が長年の夢であったヴェニスを訪れる。だがジェーンには連れもなく、ひとりぼっちで憧れの街を見物するしかない。彼女が広場のカフェで休憩していると、じっと見つめてくる中年男がいた。戸惑ったジェーンは、逃げるようにカフェを去った。翌日、ふと骨董品店に入ると、店の主人は昨日の中年男だった。再び、広場のカフェへ出かけるジェーン。そこにあの店の主人レナート(ロッサノ・ブラッツィ)もやって来た…。
<見どころ>
「アラビアのロレンス」の名匠デヴィッド・リーンがヴェニス・ロケで映画化した不朽の名作。ヒロインには「アフリカの女王」のキャサリン・ヘップバーン。心を寄せる中年男レナートに「南太平洋」のロッサノ・ブラッツィがそれぞれ扮し、落ち着いた大人の恋模様を演じている。「戦場にかける橋」の名カメラマン、ジャック・ヒルデヤードがテクニカラーで捉えるヴェニスの風景は息を飲むほどに美しく、「自転車泥棒」のアレッサンドロ・チコニーニの音楽と共に、作品を一段高みへと押し上げている。
<受賞歴>