<内容>
1980年初冬のパリ。バイクで走り回っていたバチスト(パスカル・オジェ)は前を横切ろうとしたマリー(ビュル・オジェ)を避けようとして転倒。以来二人は何度か偶然に出会い、行動を共にするようになる。テロ組織と関わる事件を起こして刑務所に入っていたマリーは、昔の恋人ジュリアン(ピエール・クレマンティ)を訪ねる。ジュリアンが持っている鞄に興味を持ったバチストは、隙をついて鞄を取り替える。中には事件の記事の切り抜きとパリの地図が入っていた。さらに墓地で死体と双六のような紙を見つける。双六はパリの地図や記事の切り抜きと関連性が感じられ、二人はその謎を暴こうとする…。
<見どころ>
『ドン・キホーテ』を現代パリに置き換えた、ヌーヴェル・ヴァーグの重鎮ジャック・リヴェットによる女性二人の冒険映画。オール・ロケによる素晴らしいパリの映像は、リヴェット作品の常連ウィリアム・ルブチャンスキーとゴダール作品で知られるカロリーヌ・シャンプティエが担当。アストル・ピアソラのバンドネオンが二人の不思議な冒険を盛り上げる。ビュル・オジェとパスカル・オジェの最初で最後の親子共演も見どころのひとつ。
<受賞歴>