<内容>
ナチスの迫害を逃れるために祖国ドイツを離れ、ケニアにやってきた母親イエッテルと娘レギーナ。弁護士の職を奪われケニアに渡り、農場で働く父親ヴァルターとの再会を果す。喜びも束の間、裕福な生活に慣れ親しんだイエッテルは想像以上に厳しい暮らしに不満をもらし、ヴァルターは残してきた親族が心配でたまらない。そんな夫婦の間には争いが絶えなかった。一方レギーナは、聡明な料理人オウアや地元の子供たちとの交流を通じ、たくましく成長していく。やがて第二次大戦が勃発し…。
<見どころ>
壮大なアフリカの大地を舞台に、ある家族の心の軌跡を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「ビヨンド・サイレンス」「点子ちゃんとアントン」の女流監督、カロリーヌ・リンク。原作はドイツでベストセラーを記録した、作家シュテファニー・ツヴァイクの自伝的小説。撮影は殆どがケニアで行われ、大自然の圧倒的な美しさと力強さを見事に収めている。
<受賞歴>
2002年度アカデミー賞 最優秀外国語映画賞
2002年カルロヴィ・ヴァリ映画祭 審査員特別賞、FIPRESCI賞