<内容>
返還直前の香港。祖母が好きな俳優ブラザー・チュン(チュン兄)にちなみ、リトル・チュン(チュン坊)と呼ばれる9歳の少年。彼は父親の食堂を手伝いながら、世の中においてのお金の必要性を知っていた。ある時、食堂に同じ年頃の少女ファンが働き口を求めてやってきた。ファンにお金という共通の“夢と理想”を見出したチュンは、彼女と協力して配達に勤しむのだった。
<見どころ>
裏街に生きる少年の視線から、たくましく生きる市井の人々の日常を描いたドラマ。監督は「ハリウッド★ホンコン」のフルーツ・チャン。本作は、「メイド・イン・ホンコン」「花火降る夏」を含めて“香港返還三部作”の最後を飾る作品。本編に登場するブラザー・チュンことサン・マーシーチャンは、300本以上の映画に出演し、香港人に親しまれた名優。返還直前に病状が悪化し、妻や子供たちが彼の財産を巡って争い、当時世間を騒がせた。
<受賞歴>