<内容>
パリ郊外。13世紀に建てられた中世の修道院に、往年の歌姫たちが呼び寄せられた。フルトヴェングラーの指揮で、天性の太い声で数々の名演を残したマルタ・メードル。オールド・ファンには忘れられない名歌手、リタ・ゴール。そしてマリア・カラスにも匹敵すると云われたアニタ・チェルケッティ。眩いばかりの歴史を背負った歌姫たちは、求められるままにオペラの時間を体現する…。
<見どころ>
オペラ狂を自認しオペラ演出も手掛けるニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、ヴェルナー・シュレーター監督が描いた、ドキュメンタリー風映像エッセイ。オペラとオペラ歌手の人生を主題にしながら、愛と死の本質についてが語られる。また20世紀最大の歌手マリア・カラスへのオマージュとして製作されている。監督と親交の深い、キャロル・ブーケとイザベル・ユペールがゲストとして出演。
<受賞歴>
1996年「ロカルノ映画祭」Special Leopard賞