<内容>
スウェーデンの南、バルト海をのぞむゴトランド島。初夏の日射しをあびながら、誕生日を迎えたアレクサンデルが、のどの手術で声を出せない息子と枯れた松の木を植えている。かつては大成功した名優だったが、突然引退し、今はこの静かな島に暮らしているアレクサンデル。その日、彼は核戦争勃発をテレビで知る。アレクサンデルは信じていなかった神と対決し、愛する人々を救うために自らを犠牲に捧げる儀式を実行する…。
<見どころ>
1986年のカンヌ映画祭で史上初の4賞受賞に輝いた、タルコフスキーの遺作。息子アンドレイにこの映画は捧げられている。他人のために自らの命を犠牲にするキリスト的人物を描こうと構想され、「黙示録」的に色彩と限りない美しさに満ちている。
<受賞歴>
1986年カンヌ国際映画祭審査員特別賞、国際映画批評家連盟賞、全キリスト教会審査員賞受賞作品