<内容>
イタリア・サルデーニャ島。ある日、羊飼いのエフィジオは、6歳の長男ガヴィーノを小学校から連れ戻した。その日からガヴィーノは、厳格な父の指導の下、羊飼いになるべく孤独な山小屋生活を送ることになった。20歳になったガヴィーノは寡黙な青年へと成長し、父の支配下に置かれていた。そんなガヴィーノだったが、軍隊生活をきっかけに学問に目覚め、父と真正面から対立する…。
<見どころ>
イタリアの言語学者、ガヴィーノ・レッダの自伝を映画化。本人も冒頭とラストに登場。今やイタリアを代表する巨匠タヴィアーニ兄弟を世に知らしめた作品。日本で最初に公開されたタヴィアーニ作品でもある。言語を得ることで、寡黙な青年が厳格な父の支配から逃れ、自立していく姿を描いた名作である。クライマックスの親子の対決シーンが圧巻。迫力のある父親を演じているのは、多くのタヴィアーニ作品の他、「アレクサンダー大王」、「エル・スール」にも出演している、イタリアの名優オメロ・アントヌッティ。
<受賞歴>
1977年 カンヌ国際映画祭 グランプリ・国際批評家賞