<内容>
印刷工場で働きながら自伝小説を出版したアントワーヌ。長い別居の末クリスティーヌとの離婚が成立。レコード店に勤めるサビーヌという若い恋人がいるが、気持ちはすれ違ってばかり。ある日、駅で昔の恋人コレットに再会し、思わず彼女の列車に飛び乗る。昔話に花が咲くが、やがて昔と変わらぬ煮え切らなさを指摘される。アントワーヌは衝動的に列車を飛び降り、サビーヌのもとに駆け付けるのだが…。
<見どころ>
ジャン=ピエール・レオーがトリュフォーの自画像とも言える“アントワーヌ・ドワネル”という人物を「大人は判ってくれない」から20年間に渡って演じ続けた“アントワーヌ・ドワネル”シリーズ最終作。アントワーヌ・ドワネルはトリュフォーの分身でもありレオーの分身でもある、2人の合同作業になった。シリーズ最終作にふさわしく、過去を回想するかたちで過去4作品の場面が登場する。中年に差し掛かった“永遠の少年”アントワーヌが過去の恋を振り返り、新しい恋を見つけるまでを感傷的に描く感動作。
<受賞歴>