<内容>
姉のエステル、妹のアンナ、そしてアンナの息子のユーハンは、ヨーロッパ旅行から列車で帰っていた。病弱なエステルが発作を起こしたため、3人は言葉も分からないある都市で下車し、ホテルに泊まることになる。翻訳家のエステルはホテルで休養しながら仕事を続けるが、女として満たされない時間を過ごしていた。一方、奔放なアンナはカフェに出かけ、出会った男性と情事を楽しむ。そんなアンナの行動に嫉妬と怒りを覚えるエステル。優等生の姉と妖艶な魅力を持つ妹は、お互いに理解し合うことはない。
<見どころ>
出演は、「野いちご」のイングリッド・チューリン、「第七の封印」のグンネル・リンドブロム。
「“沈黙”とは神が人間に語りかけることを止めてしまった状態」と語る監督のイングマール・ベルイマンが、孤独な人間たちの内面をえぐり出す。「鏡の中にある如く」「冬の光」に次ぐ、〈神の沈黙〉三部作の終章。
<受賞歴>