<内容>
イランの首都テヘランから遠く離れたシアダレ村には、珍しい葬儀の風習が残っていた。葬儀の様子を記録したドキュメンタリー番組を制作するために、TVディレクターと撮影班はもうすぐ死ぬはずの病気の老婆のもとを訪れる。しかし、一向に老婆が亡くなる気配はなく、TVクルーはイライラを募らせる。
<見どころ>
TVクルーは葬儀を撮影するために老婆の死を待つ。「桜桃の味」の名匠キアロスタミが、“死”を通して“生”を見つめる。田園風景を捉えた美しい映像を見ているだけで、温かい気持ちにさせてくれる。観る者に様々なイマジネーションを与える珠玉の名作。
<受賞歴>
1999年 ヴェネチア国際映画祭 審査員グランプリ