<内容> のぞきスタジオの女が、照明の下に全裸をさらしている。若い男が店を訪れる。やがて女が男に近づくと、男は突然凶暴になり…。精神科医のイェンスンは、のぞきスタジオで起こった殺人事件について事情聴取に応じている。犯人からの電話を受けたためだが、犯人のペーターは20年来の知人であり、女優の母を持ち、モデルの妻との関係も良好で、誠実な人間だったと答える。だが、事件が起こる前、彼は夫婦生活についてペーターから相談されていた。そして事件に至るまで、犯行後の出来事、関係者や友人の口からペーターが語られていく。
<見どころ> イングマール・ベルイマン監督が、表面的には動機なき殺人に見える事件を通し、犯人の心理を丹念に追求していくことで、内なる動機を浮き彫りにしていく。カラーとモノクロと色彩を分けたスヴェン・ニクヴィストの映像が冴えわたる。
<受賞歴>