<内容>
新天地を求めた人々が集まる中米ベネズエラのラス・ピエドラス。実際には灼熱の太陽の下、職にあぶれた人々がうろつく町。500キロ離れた油田で大火災が起きた。消火用のニトログリセリンを運ぶために4人の男たちが雇われる。ニトログリセリンは、ちょっとでもトラックが揺れると爆発する。男たちは一獲千金を夢見て危険な仕事に挑むが、さまざまな困難が彼らを待ち受けていた…。
<見どころ>
危険物の運搬をサスペンスに仕立てた先駆的作品。1977年にはウィリアム・フリードキン監督によってリメイクも制作された。綿密に描かれたトラブルの連続で、気を抜く暇のない恐怖の描写もさることながら、時間をかけた前半の人物描写が、後半の男たちのドラマに生きている。サスペンスとしても男の友情のドラマとしても一級品。サスペンスの名手、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督のうまさが冴える傑作。主人公たちの名前は、大ヒットゲーム『スーパーマリオ』のキャラクターの名前に取られたことでも有名。
<受賞歴>