<内容>
第二次大戦直後の北アフリカ、モロッコ。米国人作曲家ポート(ジョン・マルコヴィッチ)と、妻で劇作家のキット(デブラ・ウィンガー)は、互いの倦怠から逃れるようにこの異国へとやってきた。失った何かを取り戻す旅…しかしそれが何か実感も湧き上らずにただ茫洋とするのみ。砂漠の熱気に誘われるままポートは土地の女を抱き、キットは旅の同行者で彼女に心を寄せるタナーと親密になっていく。気持ちの重なりを憶えても束の間の蜃気楼、この愛の旅路の果ては…。
<見どころ>
雄大で幻想的な北アフリカの砂漠を舞台に、人生の迷路にはまりこんだ夫婦の葛藤と愛の孤独を描くドラマ。監督は「ラストタンゴ・イン・パリ」「ラスト・エンペラー」のベルナルド・ベルトルッチ。そして名ヴィットリオ・ストラーロが、官能的な程に美しい砂漠を演出する。音楽は坂本龍一とリチャード・ホロウィッツ。
<受賞歴>
1990年ゴールデン・グローブ賞音楽賞
1990年ニューヨーク映画批評家協会賞撮影賞