<内容> 今回のエピソードは「O Cunhado do Cara/顔役の義兄(あにき)」。リオデジャネイロのスラム街で一番の権力者は麻薬売買組織のボス。いじめられっ子のアセロラは、姉が有力な麻薬売人と付き合い始めたことから、一目置かれるようになる。権力を手にしたアセロラは、子供たちに対して横暴な振る舞いを見せ、すっかり王様気取り。もはや親友のラランジーニャの忠告も効き目がない。だがある日、アセロラの姉と彼氏の関係がこじれたのを知った子供たちは…。
<見どころ> 麻薬、売春、暴力、殺戮が蔓延するリオデジャネイロのスラム街“ファベーラ”。アセロラとラランジーニャの2人の少年たちは、過酷な環境の中で内面的な成長を遂げ、大きな夢を追い続ける…。映画「シティ・オブ・ゴッド」から3年、ブラジルで社会現象にまでなった衝撃の大ヒット作のTVシリーズ化作品。監督・脚本のフェルナンド・メイレレスをはじめ、映画版のスタッフが再結集し、スラム街の少年たちの日常をドキュメンタリー・タッチの映像で浮き彫りにする。激しい貧富の差を生み出す階級社会、政治問題、音楽やダンスなど、生きたブラジルを体感出来る。一口にギャングとはいうものの、地域を仕切る用心棒として立ち振る舞うスラムの青年たち。その日常は、銃撃音と血に彩られている。子どもだからこそ、そんな脆くはかない生に直面してしまうアセロラたちが、和解し、無邪気にサッカーするシーンが切ないエピソード。
<受賞歴>