<内容>
1945年8月の御前会議。敗戦が決定的となる中、陸軍大臣は最後の切札として本土決戦を訴える。だが、天皇は国民に平和をもたらすために、降伏を示唆する。空襲の悪夢から目覚め、疎開先の皇后や皇太子に思いを馳せるヒロヒト。占領軍最高司令官マッカーサーとの会見に向かった天皇は、ある決断を胸に秘めていた。
<見どころ>
ロシアが誇るアレクサンドル・ソクーロフ監督が静謐な映像美で描き出す終戦期の日本。一人の人間としての天皇ヒロヒトの孤独と苦悩を、主演のイッセー尾形が細やかに演じる。
ソクーロフ監督の20世紀の歴史四部作の第三作目で、ヒトラーを題材にした「モレク神」、レーニンを描いた「牡牛座」に続いて製作された。
<受賞歴>