<内容>
ブティックに勤める優(柳愛里)は、同棲する俳優志望の恋人の圭(西島秀俊)が結婚を口にした時、何か心の中に違和感を感じ始める。支え続けてきた恋人の変化を前にして、自分は恋人の何を知っているのか…。翌朝、家から姿を消した圭は、電話で自分がどこにいるか分からないと伝えてきた。昼食をとりながら、また結婚を口にする圭。
「本当に結婚したいの?別に理由があるんじゃないの?」優の問いに、圭は自分にも分からないと怒鳴り、再び家を飛び出してしまう…。
<見どころ>
理想を失った男の挫折感を目の前にして、やがて自らの姿も揺らぎ始める女。2人を通して、誰もが持ちうる「愛を失う」という感情を丹念に描いた諏訪敦彦監督のデビュー作。田村正毅のカメラがドキュメンタリー的に捉える主人公の姿も作品にリアリティを加えている。
<受賞歴>