<内容>
タクシー運転手として働くタレク(モーリッツ・ブライプトロイ)は、小さな新聞広告を目に留める。それは大学の心理学実験の被験者募集。無作為に選ばれた一般人が看守役と囚人役に別れ、模擬刑務所において14日間を過ごすというもの。過去に記者として活躍していたタレクは、この実験を記事にすべく参加を申し込む。だがそれは悪夢のような実験の始まりであった…。
<見どころ>
実際に米スタンフォード大学心理学部で行われた“監獄実験”を下敷きに、役割を与えられた“普通の人々”が追い詰められていく様を描いた心理サスペンス。監督は本作がデビュー作で、最新作「ヒトラー/最期の12日間」がアカデミー外国語映画賞にノミネートもされたオリヴァー・ヒルシュビーゲル。主演は「ラン・ローラ・ラン」「ルナ・パパ」で注目を集めたモーリッツ・ブライブトロイ。かつて同実験や“アイヒマン実験”といった心理実験が頻繁に行われた背景には、ナチスによる残虐行為の解明を目的としていた。だが現在は倫理的な問題において禁止され、同実験は今も訴訟問題を抱えており、本作はアメリカにおいて限定上映のみとされている。
<受賞歴>