<内容>
郵便局で働くシャオトウ。彼は同僚の少女コンチンが、封筒の種類や筆跡から手紙の中身を想像していることを知り、自分も受け持ち地域の郵便物を開封し、他人の手紙を読み始める。シャオトウはそこで繰り広げられている様々な人間ドラマに興味を持ち、やがて手紙の主の人生に介入し始める。
<見どころ>
ホー・チェンチュン監督:中国新世代の監督のひとり。「北京好日」「スケッチ・オブ・ペキン」のニン・インや「ママ」「息子」の帳元(チャン・ユエン)らと同様、彼も現代の中国で暮らす市井の人々の日常をリアルに描きながら、中国のかかえている社会的な問題を浮きぼりにしていく。国からの圧力で今後ますます中国国内での映画作りが困難になるであろう、彼らの動向に注目したい。
<受賞歴>
1995年 ロッテルダム国際映画祭 新人賞